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豊かな森へ Part2 心を一つに豊かな森づくりを

 私は、「豊かな森へ」という本に出会った。それは、スウェーデンの森林基本法を解りやすく解説したテキストです。そこには、こう書かれてあります。
「森を持つと言うことは国土の一部を持つという特権なのです。それには責任が伴います。森の持主は自分のためだけでなく、すべての人々のために「豊かな森」をつくり続けなければなりません。いつまでも収入と楽しみを産み続け、動物にも植物にも素晴しい環境を与え続けるような、そんな森を」とあります。
 「豊かな森へ」の資料にもありますように、豊かであった森を取り返すために心を一つにして、お互いに木を植え、その手入をする中で自然のさまざまな恵みを享受し、そこに生まれる友情を高めていきたいと思います。
 また子供に対しては自然の不思議さや神秘性を感じ取る能力を取り戻させる試みを本格的に始めます。大人も自然の中にあるいろいろな出来事を好奇心をもって感受していけるよう、感性を持ち続ける仲間でありたいと思います。お互いが常に若々しい感性を持続できるような会でありますように皆様の心を寄せて下さい。この会に対する意見提言は身近に居ります理事の方にどしどしお寄せ下さい。
 「豊かな森づくり」は長い長い旅になると思います。二十年、三十年後はすばらしい森ができると信じています。いつでも自分の森として、家族全員でおいで下さい。お待ちしています。 

 
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